全国各ブロックの活動レポート

    • 2016年8月19日

      東北・北海道ブロック

      第3回 花の国日本協議会 東北・北海道ブロックセミナー レポート

      【報告者】東北・北海道ブロック委員 鈴木貴資(株式会社多賀城フラワー)

      開催日時平成28年8月19日(金)17:00〜19:00
      会場札幌市ジャスマックプラザ5階
      参加費5,500円
      参加人数?人

      第3回グループワーク 東北・北海道ブロックセミナー

      【東北・北海道ブロック委員長 木本孝行 氏による開会あいさつ】

      第3回目となる東北・北海道ブロックの勉強会、過去2回は仙台で開催したが、今回は初めて北海道で開催。
      ぜひ、花の国協議会の活動内容をご理解いただき我々と一緒に花き業界を盛り上げていきましょう。と挨拶!

      木本孝行東北・北海道支部長

      【花の国日本協議会 理事長 井上理事長の講演】

      『FLOWERING Japan!』世界一、花や緑が身近な日本に!を目的とした花の国日本協議会の理念とこれまでの取り組みを説明。
      同じ花き業界に属する私たちがお客様の取り合いする時代は終焉を迎えている。これからは生産〜流通〜小売と業界の垣根をとり払い、花き業界一丸となって新たな市場、新たなパイの創出をしていく必要があると論じた。
      さらに日本の伝統文化「華道」いけばなについても触れ、昭和40年代いけばな流派は約3千、その人口は約3千万人と目されたと説明。日本人の心のなかに元来根付いている「花」文化を取り戻すことによって社会が豊かになり、世界一、花や緑が身近な日本に近づくことができる可能性を秘めていると将来の花き業界の明るい展望を語った。

      井上理事長

      【(株)秀芳生花 黒澤健一氏 ”BLOOMEN“ 活動報告】

      目指せ!花大陸・HOKKAIDOをスローガンに道内若手フローリスト、生産者、市場関係者が集まり「北海道花大陸化プロジェクト推進チーム”BLOOMEN“」を結成。FM北海道「MOXY」 Air-G Moxy Bloomen Precents「男の花贈り」番組内で毎週火曜日18:20頃から男の花贈りのあれこれをリスナー伝授するコーナーを担当。 その他、フラワーウォークなどのこれまでの活動内容をご披露いただいた。
      https://www.facebook.com/Bloomen-932794553416730/

      黒澤健一氏

      【知床フラワーさかい 武藤香苗氏 活動報告】

      武藤氏の会社は北海道東部に位置する知床半島付近の斜里町にてユリの生産と小売りを営む。お客様とのコミニケーションツールとしてfacebookを活用。お花の情報や地域の情報を発信。さらには動画も編集し「知床の今!」を伝えることでフォロアー数も獲得。SNS時代の活用方法をご教示いただいた。
      https://www.facebook.com/kanae.muto?fref=ts

      武藤香苗氏

      【パネルディスカッション】

      花の国日本協議会 理事 鈴木幹也氏(株)ブランディア代表取締役がコーディネーター役を務め進行。
      鈴木氏から花が売れなくなりはじめ18年。一方で着実に成長している花店もあります。
      パネラー4名にそれぞれの取り組み方をご披露いただきたいと始まった。

      初めに井上理事長のパークコーポレーション。国内90店舗以上展開する青山フラワーマーケットがいかにして業績を伸ばしてきたのか。粗利率の定数的なアプローチから顧客ロイヤリティを高める施策。スタッフに対するCSの取り組みまで経営全般的に幅広くご教示いただいた。 続いて薄木氏にマイクが渡り、これからのWEEKEND FLOWERの販促ツールの方向性の説明。さらに花持ちの重要性や購買者を裏切らない花き業界にしていく必要があると訴えた。
      多賀城フラワーの鈴木氏は、地域に密着しながらどのようにして売り上げを伸ばしていったかについて説明いただいた。また、花の国日本協議会の魅力や「花屋改革プロジェクト勉強会」の取り組みを説明した。
      最後に自由が丘フラワーズの松村氏からは、花問屋としてインターネット通販事業の説明と、地方で活躍する華道家の先生方がご苦労されている花材集めの一役を担うことで花き業界の底上げを目指したいと語った。
      それぞれの持論を展開し白熱した空間となり予定時間をオーバー。質疑応答を短めに切り上げ情報交換会で受け付ける運びとなった。

      • パネルディスカッション
      • パネルディスカッション

      【情報交換会】

      クリザール・ジャパンの海下氏による乾杯のご発声にはじまった情報交換会。70名を超える参加があり、遠くは東京や千葉からもご参加。 道内の初参加者が大半ということで盛んに名刺交換が行われていた。
      花の国日本協議会は会員の会費で成り立っている団体。花き業界全体として、花の良さを消費者にアピールできる唯一の組織。他人まかせではなく、能動的に学ぶ場を共有する大切さを確認し合った。
      中締めのご発声は千葉県からご参加いただいた(株)大仁の大矢氏の一本締めで終了した。
      その後、2次会、3次会、4次会と続き最終お開きは午前3:30をまわっていた。

      ご参加いただきました方々に心から感謝と御礼申し上げます。

      情報交換会